5鍵の記録

りょう/R.K.(@naru_TKG)が5鍵について書く場所

BEMANI PRO LEAGUE Season3IIDX ドラフト振り返り

前書き

 こんにちは。りょう(R.K.)と申します。BPL大好きで全タイトル全対戦見ています。BPL S3 IIDXのドラフト会議が開かれましたが、皆さんご視聴されましたでしょうか!?まだ見ていない方はぜひ見てくださいね。

 大興奮で視聴していたのですが、昨日ベッドの中で「各チームから見えていた景色はどうだったのか?その指名に至るロジックは?」と気になってしまい、今回の記事の執筆に至りました。この記事で特定の選手の実について批評する意図はありませんので、前もって宣言しておきます。

ドラフト開始前

 各チームの中で、「誰を継続契約するか」は決定していたはずです。そこから整理しましょう。

 ①全員キープ、②一部入れ替え、③KKM*チャレンジの3方針に分かれた。特筆すべきはAPINA VRAMeSで、Season1,Season2と安定した成績を残しているNIKE.選手をまさかのリリース。レギュラーステージ・セミファイナルが☆11以下を重要視していることを踏まえると、明らかにファイナルを想定した采配と読み取れる。(レギュラーステージはコストの関係・クォーター以降のポストシーズン同一選手が連続して2戦連続で出場することはできない

左から①レギュラー②クォーター・セミ③ファイナル

ドラフト開始直後・チーム編成担当が見た景色

 ドラフト開始時には、継続契約選手を除いた選手リストが見えていたはず。1巡目指名が継続契約選手ではない SUPERNOVA TohokuTAITO STATION Tradzに見えていた景色を再現した。(BPL S2で1巡目指名の選手を赤色としています)

この中から1巡目選手を選ぶ…どうする?

 各チーム編成担当は1巡目選手をリリース状況をこの時点で知ることになり、選手の取り合いに参加するチーム数の予測がこの時点で可能だったと思われる。更に言うと、SUPERNOVA Tohoku、TAITO STATION Tradzは1巡目指名を実質2チームで行うことがわかったはず。

 結果はこちら。TAITO STATION TradzKKM*選手を指名。SUPERNOVA TohokuTATSU選手の指名となった。私見:KKM*選手は低難易度から高難易度までカバーできる選手だと捉えています。この時点であえてKKM*チャレンジをせずにTATSU選手の獲得に踏み切った意図が掴めていません。確かに2巡目指名はAPINA VRAMeS, SILK HATが加わり4チーム重複指名→抽選になる可能性がありますが、現段階でのチャレンジに対するリスクは何だったのか?あるとしたら前シーズンでの実績有無でしょうか。)

2巡目指名

 残っている選手を整理する。(注目箇所を整理するためにBPL S2で1巡目指名の選手を赤色、2巡目指名の選手を水色とした。)2巡目指名はSUPERNOVA Tohoku、TAITO STATION Tradz、APINA VRAMeS、SILK HATで重複が発生する可能性があった。

 結果はこちら。各チームの方針は①☆12対応可能選手(ファイナル用ダブルエース)の指名…APINA VRAMeS&TAITO STATION Tradz②1巡目指名選手との相性…SILK HAT③レギュラーステージ絶対抜ける…SUPERNOVA Tohoku 以上3つに方針が分かれる結果となった。APINA VRAMeS視点で言うと、TAITO STATION TradzRIOO選手指名は濃厚・SILK HATは単発寄りプレイヤー指名濃厚であり、WELLOW選手・RIOO選手どちらを競合して取りに行くか?という選択肢になったと思われる。(結果として、独自路線を進んだSUPERNOVA Tohokuによって抽選は回避される形となった)

3巡目指名

 ここからはウェーバー方式。(Season 2での最終順位下位から指名開始)選手リストはこちら。


 3巡目指名順は、選手リストから継続指名濃厚であるチームと予測できたチームは「?」を付けている。

 

 ①☆12対応可能選手(ダブルエース)の指名…GAME PANIC&SILK HAT②1巡目指名選手との相性…TAITO STATION Tradz&SUPERNOVA Tohoku将来性…APINA VRAMeS この方針に分かれたと考察。着目したいのはエース2人目の指名順がAPINA VRAMeS&TAITO STATION Tradzは2巡目、GAME PANIC&SILK HATは3巡目であること。TAKA.S選手&LICHT選手はWELLOW選手&RIOO選手に対してどのような戦いを繰り広げるのか。注目しています。

4巡目指名

 逆ウェーバー方式での指名(Season 3での最終順位上位から指名開始・3巡目の逆)で行われた。選手リストを下図に示す。重要箇所にフォーカスできるようにSeason2 プロ選手を赤色で表示した。

 

 結果はこちら、4巡目は指名順に見ていく。

ROUND1MAKO-G選手を呼び戻すかどうか…残っている選手でBPLS2選手中レギュラーステージで最も勝ち数を稼いでいるのはFRIP選手(3-3-2)or46選手(4-6-0)。結果として選択されたNAGACH選手に課せられるのはそれ以上の成績となる。

SUPERNOVA Tohoku→3順目までで足りない要素は何か?新規参入のTAKWAN選手を唯一の発狂担当とするのは心許なかったのではないか?未指名の高難易度を得意とする選手が多かったことから、指名候補が一番多かったのはこのチームではないか?と思うが、シーズン2の実績から計算できる46選手が選ばれたのは納得できる。

GAME PANICTAKA.S選手の獲得に成功したことで、4巡目は先鋒戦に集中できたと思われる。過去の実績からFRIP選手獲得に動いたのは納得の流れ。

APINA VRAMeS→最終的にKENTAN選手を指名しているので、4巡目指名の狙いは先鋒戦であるとの前提で論を勧める。その前提で残りメンバーを見ると、過去のチームへの貢献や経験値からKENTAN選手指名は必然とも思える。新加入選手が1名居る中で、これ以上不確定要素を増やしたくなかったか

TAITO STATION Tradz→レギュラーステージでの先鋒戦・ポストシーズンの☆11を意識した人選と思える。(正規譜面での熟練度・店舗大会での実績を考慮したか)

SILK HAT→☆12以外の比率が高い中、先鋒戦要因が必要。NORI選手復帰の線もあったが、VELVET選手との得意傾向の噛み合いを踏まえてKIDO.選手指名となったと考える。

惜しくも指名漏れとなった選手

 結果として以下の選手が指名されない結果となりました。私なりに傾向を読み取ってみました。

このメンバーでBPL Season3 substremeやりません?

高難易度型プレイヤー…各チームがダブルエースを確保しに動いた3順目指名時に明暗が別れた形になった。

低難易度型プレイヤー…今回指名されたプレイヤーを見ると、指名理由は①過去シーズンでの戦歴が良い②高難易度・低難易度のハイブリッド③チーム編成上のバランス に分かれていると感じた。

総評・提案・個人的な期待

総評:1点特化型プレイヤーが新規参入する際の難しさを感じた。非公式大会での自己アピールでは、周りから周知されている得意分野以外をあえて投げる…ということが求められる時代なのかもしれない。。(恐ろしい)また、プロ経験のある選手の復帰も叶わなかった。KEEL選手・RKS-32選手共に大会での実績を残しているし、RKS-32選手に至ってはKKM*選手に対する勝利も記憶に新しい。(これ以上何を求めるというのか)プロの狭き門を強く感じるドラフト会議となった。

提案:現ルールでは 高難易度型2名+低難易度型2名 になるのが自然だと思われる。(最終的な結果を見れば、継続契約が多数のチームも含めてその構図が完成している・その構成にしようとしているのは明らかだろう)選手としての登録可能人数を5人にすれば更にチームの特色が付かないだろうか?

個人的な期待:BPLがプロ野球のように楽しまれるスポーツになってほしい。その観点で言うと、「チームの名物選手」が必要と考えている。(僕は阪神ファンで小さいころから鳥谷選手がとても好きでした)そのためにも、1名以上のキープは必須としたほうが応援しやすいのでは…と思ったり。企業側からしても獲得したファンを固定化できるし、悪くない話だと思うのですが…。どうでしょうか。

 

りょう/R.K. (@naru_TKG)



 

【参加レポ⑤】beatmania 25周年記念大会「極上亡霊PARO LEAGUEだ!五鍵亡霊成仏絵巻」〜vs.スタッフ!? 決勝〜

ついに決勝戦です。この試合に勝てばめでたく成仏となります(めでてえ)

 メンバーは以下の通り。予選から勝ち上がったBBCさん、CHRIFTさんを核にして完成した最強スタッフチームが相手です。

・テーマ抽選

 決勝は全5戦で抽選されたテーマから自選1曲ずつをプレイする計10ptを取り合う形式で行われました。

先鋒TIGHT ⇒BEATNIKさん

次鋒FLAT ⇒Tさん

中堅TECHNICAL ⇒りょう

副将LOW-SPEED ⇒.k3さん

大将FLAT ⇒CALP5Kさん

 TIGHT!準決勝でBEATNIKさんの伝家の宝刀「Area Code (H)」を温存した我々にとっては素晴らしい引きです。LOW-SPEEDは準決勝からの流れで.k3さん、投げる曲を心に決めていた僕はTECHNICAL。残りFLATをTさん&CALP5Kさんにお願いしました。

試合の模様

⭐︎先鋒戦 テーマTIGHT BEATNIKさんvs.CHRIFTさん

BEATNIKさん自選 area code(H)

自選はもちろんこの曲。「ピカグレより遅いと全部GOOD」の特殊判定曲です。

世界で一番area code(H)が上手なBEATNIKさん

BEATNIKさん 163068 + 0 = 163068pt WIN!!

CHRIFTさん 132836 + 0 = 132836pt

 BEATNIKさん、流石でした。。ようやく立てた決勝の舞台ですけど、後ろから見てて安心感が半端なかったです。

CHRIFTさん自選 Zanzibar(A)

 ZanziberはAnotherのみ辛判定に変化します。Comp2 Anotherでは多いですけど、タイトル変化無しに同様の変化を起こす曲は少ないんじゃないかな?

BEATNIKさん 150145 + 0 = 150145pt WIN!!

CHRIFTさん 145219 + 0 = 145219pt

 辛判定曲はピカグレ>黄グレとなれば十分上手いです。ここまで伸ばすのは大変。Youtubeコメントでも「なんでこの曲でこんなにスコアが出るのか」と言及されていました。
⭐︎次鋒戦 テーマFLAT Tさんvs.ちゅーきんさん

Tさん自選 20,November (hard mix) (N)

 20,Novemberのhard mixのNormal譜面です。Hard譜面が辛判定なのに対して、Normal譜面は普通判定となっております。良心的。

見事ボーダークリア!

Tさん 183856 + 5730(Border Bonus) = 189586pt WIN!!

ちゅーきんさん 177359 + 0 = 177359pt

完全にデザインされたボーダーパターンで見事Tさんが1本を取りました。さすがです!

ちゅーきんさん自選 Turning the motor over(A)

 Another譜面になって同時押しが多くなっているような印象を受けます。Hard譜面は1つ1つ振ってくるのでBPM178でも目押しが効くんですが、Anotherはそうもいきません。

Tさん 180365 + 3110(Perfect Bonus) = 183475pt WIN!!

ちゅーきんさん 171308 + 0 = 171308pt

Tさん勝利!Another譜面でも全く崩れず、勝負の分かれ目はGREAT以上となりました。

⭐︎中堅戦 テーマTECHNICAL りょうvs.BBCさん

りょう自選 METALGEAR SOLID ~Main Theme~ (N)

自選の意図としては

①事故の可能性が少ない

 この譜面は☆3でもかなり簡単であるので、ほぼ100%押し切ることができると判断。

②五鍵を触っていることでのアドバンテージが出せる

 BGMに対して判定がとても遅いという特異点を持った曲です。(後ろの音を無視するくらいじゃないと早黄グレ出ます。このポイントは意図して触った経験が無いと乗り越えられないので、対戦相手との違いを出せる自信がありました。

この2つです。

(ただ、盛り上がりという意味では、うーん…。20周年でもプレイしたCYCLE(H)も候補にありましたが、事故の可能性が残るので選曲しませんでした。そういう意味ではガチガチに勝ちに行った選曲をしました。)

DP Normalは☆1 (手元LUさん出演)

 ちなみに、配信でLUさんが「なんで!?!?おかしいでしょ???」と言っていたのですが、それはDP Normalが☆1だったからです。詐称すぎる。

試合の模様です。序盤で予習のアドバンテージが出てます。

メインパートです。この部分が特にBGMより遅く叩かないと光らなくなっています。

はい、知ってたのに早入りしました。。。本能に従うと絶対黄ばむんです。

1回目のメインパートを何とか通過(こう見ると前半の貯金めっちゃ使ってますね)

皆さんおなじみ5-7-3連打地帯ですが、Normal譜面では省略されています。

左Hard 右Normal 出典:http://kani.no.coocan.jp/

この地帯を0個と1個で通過。勝負はラストのメインメロディになります。

カウンターのGREAT以下の数字が全然変わってない

りょう 188048 + 0 = 188048pt WIN!!

BBCさん 178292 + 0 = 178292pt

 勝ちました。1回目のメインメロディ明けから曲終了まで上出来です。勝てる可能性が高い曲を選んでキチンと勝ち切った点において100点でした。よかった。

BBCさん自選 The Least 100 sec (H)
~大会2週間前くらい~

LUさん「現行機種プレイヤーはHSのハンデを無くすためにBPM速い曲選ぶかもですねぇ」

りょう「たしかに!!!!BPM早いとハイスピードかかってるのと同じですもんね」

~今~

追い詰められた人のイラスト(男性)出典:いらすとや

 キツいっす…。ここで僕には2つ選択肢がありました。

①五鍵盤魂で超絶北斗で頑張る

②これは実質IIDXや!!固定運指でやる!!

 悩んだ挙句、結論を出します

③まぁ、固定やってみて押せなかったら北斗に切り替えよ

 これがマジでアホでした。小指が100gバネ100gマイクロスイッチに負けまくるから押せてない。つらい。

1P:BBCさん 2P:りょう

ドラムマニアでの最難所地帯に入ります。

あの部分、リズム単調で両手で叩けるはずなのですが、完全に飲まれてますね…

 最後の減速でとても判定ズレるという特徴を持った曲です。ラスト前でこの点差はBBCさん次第で逆転できると思ってました。

BBCさん 174281 + 0 = 174281pt WIN!!

りょう 170843 + 0 = 170843pt

 今回配信を見返していて、僕がGOOD3つ出したのに対してBBCさんは1つでまとめてきているのに気づきました。BBCさん=IIDXの方というイメージが強くあったのですが、TOP RANKERみを感じてめっちゃテンション上がりました。

中堅戦を終えて5-1となり、あと1本取れば我々の成仏となります。

⭐︎副将戦 テーマLOW-SPEED .k3さんvs.LUさん

 このカードは20周年大会「TWO DECADES OF 5KEYS」決勝トーナメント1回戦の再現となります。

TWO DECADES OF 5KEYS 決勝トーナメント 出典:http://bm20th.com/result.html

 あれから5年経ったいま、優勝(成仏)が決定する可能性のある場面で再びこの2人が対戦します。アツすぎる。
.k3さん自選 SAVIOR (H)

 これまでの方針を「得意・持ち曲があるテーマに人を割り当てる。曲の中身や対戦相手は考慮しない」としてきましたが、もし事前に選曲を相談していたら止めていたと思います。なぜなら…

TWO DECADES OF 5KEYS 予選Aブロック 出典:http://bm20th.com/result.html

 20周年大会予選Aブロックにて決勝戦がSAVIORで、LUさん相手に死ぬほどSAVIORを練習していたからです。(そして毎回ボーダーパーフェクト出されて負けていた)なので、少なくともボーダーは出してくるだろうと見込んでいました。ですがもう信じることしかできません。

 序盤は互角です。処理の重いこの曲ならどこかのタイミングで両者GOOD出ると思っていたので、精度でどの程度.k3さんが上回れるかが勝負です。

ここから先はずっと同じリズムが続きます。マジで息ができない。

ボーダーパターンが開始されました。あぁ、、めっちゃ聞いたアレンジが鳴ってる…

え?

愕然とする.k3さん

.k3さん 186228 + 0 = 186228pt WIN!!

ボーパー失敗の人(LUさん) 186366 + 0 = 0pt (FAILED)

もう神回としか言いようが無いです。エンターテイナーすぎる。

 LUさんと結構な回数バトルプレイしてきて「LUさんがボーパー失敗しないと勝てない」という経験を積み重ねてきた僕にとっては、割とあるあるだったので、優勝(成仏)をめちゃくちゃ喜んでいたのですが、「これで勝っても…」というチームメンバーの気持ちとの差にハッとしました。。しかも残酷なのが、仮にボーダー失敗でクリアしていたとして、素点でLUさんが上回っているところです。勝ってたのに~~というのはまさにその通りで。。

LUさん自選 CHAMPION (N)

 もうみんな放心状態ですが、LUさんの自選に移ります。CHAMPION Normal譜面はLUさんが理論値ボーパー出している譜面です。絶対的な自信がある選曲と一目見てわかりました。

あ、あれ?

LUさん 193670 + 3110 = 196780pt WIN!!

.k3さん 180126 + 0 = 180126pt

 LUさんにとっては完全に染みついているパターンのはずなのに、ボーダー無く終了しました。「点差見てボーダーしろよな!!」というHIBIさんの言葉が響いたのかも…?それにしても、ボーダーしなかったらしなかったで「あれ??」となるLUさんはマジで偉大。プレイヤーというよりマジシャンとかイリュージョニストの枠でLUさんのプレイを見てる節ありません??僕はあります。(というか10個で会場沸かないくらい前曲にみんな引っ張られてるのがヤバい)

⭐︎大将戦 テーマFLAT CALP5Kさんvs.HIBIさん

CALP5Kさん自選 RUGGED ASH (H)

CALP5Kさんの選曲はガチガチの精度勝負。HIBIさんに正面からぶつかっていきました。

CALP5Kさん、ボーパー出せば確実に勝利できる点差でラストに突入します!!

HIBIさん 192537 + 3110 = 195647pt WIN!!

CALP5Kさん 188158 + 0 = 188158pt

 惜しい。。。POORを出し始める直前で焦って早GOODが出ました。ちなみに、CALP5Kさんボーダー開始位置はPOOR14個が必要でGOOD2個まで許容されるパターンとなります。14個出すには少し余裕がないですので、もう少し前からのパターンが簡単かと思われます。

HIBIさん自選 Drunk Monky (H)

少し意外な選曲でした!ラストに相応しい緊張感のある曲…。20周年の時のmasakiさんvs.えるびーさんのOVERDOSER (Driving Dub Mix)を思い出しました。。

バケモノ

HIBIさんヤバすぎました。その後なんやかんやありまして…。

HIBIさん 175550 + 0 = 175550pt WIN!!

CALP5Kさん 171148 + 0 = 171148pt

合計スコア6-4で我々のチームの成仏となりました!!!

 

・大会を終えての感想

まずはいつも遊びの場を提供してくださるザ・インドアゲーム様・今回このような楽しい大会を開いていただいた運営の皆様・チームを組んでいただいた.k3さん及び大会参加者の皆様に感謝の意を伝えさせてください。ザ・インドアゲームが週末通える距離にあり練習環境に恵まれていることは自覚していたので、その中で結果を出せたことが嬉しかったです(ノースピ5鍵は地力より予習)。個人成績は8戦7勝と申し分無い成績でしたが、高難易度の課題はしっかり受け止めて遊んできたいと思います。あとFIRSTコースNo optionのAAA出したい。ラブソ9-0-0出したい。monotone(H)全ピカ出したい。SURGE LINE(H)全ピカ出したい。など現世に未練はたくさん残ってますので、成仏とはなりましたが、今後も筐体のある限り遊び続けていきたいと思います。

beatmania THE FINAL公式HP Director KAGEさんのコメント 出典:https://mirror.bm5keys-forever.com/www.konami.jp/am/bm/final/staff.html

(終)

【参加レポ④】beatmania 25周年記念大会「極上亡霊PARO LEAGUEだ!五鍵亡霊成仏絵巻」〜vs.蜘蛛の糸 準決勝〜

 ついにトーナメントも大詰めとなってきました。現在の状況は以下の通り。

 我々のチームは1回戦&2回戦の結果からR.K.&.k3さん&CALP5Kさん&BEATNIKさんの合計4人となっております。対する相手チームは「蜘蛛の糸」枠で、まずは彼らの軌跡を振り返ってみます。蜘蛛の糸チームは予選敗退チームから主催るさんが「チームリーダーに相応しい負け方」をした選手を2人選出し、彼らが核となって新たにチームを結成しました。まずはチームリーダーのご紹介。

えるびーさん

 BEATNIKさん&Tさんチームと予選で対戦。自選GAMERAN DE COUPLE(N)において圧倒的地力を見せつける175364点を叩き出し勝利するも、BEATNIKさんのfind out(N)ボーダーパーフェクトの前に惜しくも敗れました。

uroco@99さん

 予選ではBODYでボーダーパーフェクトを達成。団体greed eaterにてYudaiさんと140810点を叩き出すもFFFYさん&チャムチャムさんペアにわずか1081点差で敗れていました(全14戦行われた団体greed eaterでこれらのスコアはトップ1&2)

彼らが構成したチームは以下の通り(指名順)

蜘蛛① えるびーさん&Lay31415さん&HIBIさん

蜘蛛② uroco@99さん&Yudaiさん&W8さん

 蜘蛛②は元チームメイトのYudaiさんとザ常連で20周年大会から継続して鍛錬を続けているW8さんに決定。蜘蛛①は前回記事で登場した五鍵盤博士Lay31415さんとTOP RANKERでおなじみのHIBIさんで決定。この2チーム同士ですでに2回戦を戦っており、えるびーさんチームが勝利&W8さんを道連れにしているため、えるびーさん&Lay31415さん&HIBIさん&W8さんの蜘蛛の糸チームになったという経緯があります。

・テーマ抽選

 準決勝は全4戦で抽選されたテーマから自選1曲ずつをプレイする計8ptを取り合う形式で行われました。まずはテーマ抽選。

先鋒FLAT

次鋒LOW-SPEED

中堅FREE

大将TIGHT

 テーマFREEは2回戦からテーマ抽選に投げ込まれたもので、全ての課題曲から選択可能になります。CALP5Kさんは尖った武器曲が存在するタイプと考え、FREEで暴れていただくことに決定。TIGHTは世界で一番area code(H)がお上手なBEATNIKさん、LOW-SPEEDは1回戦からの流れを重視して.k3さんに。残りのFLATを僕が担当しました。

試合の模様

⭐︎先鋒戦 テーマFLAT りょうvs.W8さん

W8さん自選 birdman(H)

(予習必要な譜面だったことは分かるけれど、肝心の中身を覚えてませんでした…)

 この曲のポイントは運指を考えることが必要な大階段です。(後期beatmaniaではこのパターンの曲たまにあります。BRILLIANT 2UとかAcid Bomb  (Latinize mix)とか)

BRILLIANT 2U (Hard) 出典:http://kani.no.coocan.jp/



 birdmanの話に戻ると、この箇所は予習していればただの交互押しとわかりますが...覚えてませんでした。

birdman (Hard) 出典:http://kani.no.coocan.jp/

思い出せないまま曲開始です

階段通過前後

 大階段をグダりながら通過。この時点では勝っているか負けているかわかりませんでしたが、後半簡単になる情報がLUさんの実況から聞こえて落ち着くことができました。(精度勝負に持っていけば勝てると思っていた)

ラストにはこの同時押しが待ち受けています。

birdman (Hard)ラスト 出典:http://kani.no.coocan.jp/

 全GOODだと負けるくらいの点差だったと思うのですが、BAILA! BAILA!でもっと酷い配置プレイした僕には効きません。

蘇るBAILA! BAILA!の記憶(1回戦)

無事全ピカで通過

りょう 183789 + 0 = 183789pt WIN!!

W8さん 172069 + 0 = 172069pt

勝ちました!大崩れせずに無難にまとめることができました。

りょう自選 peace-out(H)

 レパートリー中で1番目か2番目に自信のある譜面です。この舞台で投げれてよかった〜。

ポイント①nagureo曲らしい沈んだ判定

 勝手にnagureo判定と呼んでます。BPMが遅いため判定ラインより沈んで押さないと光らないように見えるとか、曲毎に事情は異なりそうですが、共通して判定深めと思ってます。

ポイント②無音から裏拍開始の意地悪い入り

何回聞いても「うおーー」となります。nagureoさんありがとう。

peace-out (Hard) 出典:http://kani.no.coocan.jp/

①②が複合した結果、開幕でGOODがとても出やすいです。

試合の模様に移りましょう。

開幕気を付けて…

無難に切り抜けました。でもポロポロ黄グレが出ます。ここで事件が

トン(縁を叩く音)(((は???)))

1番を見事なスルー

キレて声出ました(W8さんマジすんません...)

 後半は謎のゾーンに入りました。1番3番を左手で担当させるのですが、1番はリズムキープで2拍毎にくる3番で補正をかけます。右手は全目押し。

黄グレ21個のままフィニッシュ

りょう 193254 + 0 = 193254pt WIN!!

W8さん 182638 + 0 = 182638pt

 勝ちました。後半から0個で、プレイ内容で1番の魅せ所になりました。スコアと譜面難易度の観点から言って、ノースピ五鍵の新しい姿をお見せできたと思います。本番で出すことができて良かった。

⭐︎次鋒戦 テーマLOW-SPEED .k3さんvs.Lay31415さん

Lay31415さん自選 : come and get it(H)

 直球勝負で来ました。16分リズムが跳ねていたり跳ねていなかったりします。間隔が詰まる方向の跳ねリズムはメジャーですが、この曲で頻発するのは間隔が広い方のハネです。

 BPMの遅さ由来の視認性の悪さ、nagureo判定も相まって本当に難しい曲となってます。10個代出たらザでヒーローになれます。

試合の模様に移りましょう

この曲の入りは本当に難しい。黄グレで抑えて判定を見つけた.k3さんお見事でした。

お見事Perfect

.k3さん 178139 + 0 = 178139pt WIN!!

Lay31415さん 171348 + 0 = 171348pt

その後も無事に走り抜けてPerfectで勝利。安定感がありました。

.k3さん自選 : HIGHER(A)

 これは面白い選曲でした!!ノーツ数が多い方が例の地帯で事故っても挽回のチャンスが増える...という感じでしょうか

例の地帯

ここ、目押ししようにもキービームと爆発で眩しくて何も見えないんですよ...。

.k3さん 182642 + 0 = 182642pt WIN!!

Lay31415さん 171805 + 0 = 171805pt

 この地帯のGOODを3個に抑えた.k3さんの勝利。強かった!!先鋒次鋒で4ptを獲得できたので、引き分け以上が確定しCALP5KさんとBEATNIKさんの出場で1本以上取れば勝利になりました。

⭐︎中堅戦 テーマFREE CALP5Kさんvs.えるびーさん

えるびーさん自選 : Do you love me? ~SOFTLANDING MIX~(A)

 五鍵の高難易度が一番上手いであろうえるびーさんらしい選曲、、、これは誰も勝てません。

ポイント①ピカグレのタイミングより早いと全部GOOD

 LUさんの解説のお言葉を拝借すると「前の方にピカグレがあって、後ろに普通のGREATがあります。残りは全部GOODです!」となります。これ普段スルーされてるけど、めっちゃ難しい概念ですよね。

FASTは全部GOODだよってことです。

ポイント②beatmaniaソフラン仕様

 BPM200-100-200と推移します。この場合の判定は高速に戻った際に判定ラインより上にズレます。

①②を考慮すると、判定ラインより早く叩かないといけないけど、FASTになったら全部GOOD という地獄が生まれます。ちなみに、判定狂わないけど同じ判定構造をしているDo you love me?(H)⭐︎2のUnofficial Internet Rankingはこのような状況

Do you love me?(A) 出典:https://5keys.yabou.jp/

⭐︎2でこのスコア状況なのに⭐︎8にしたらそりゃ...そりゃあね...未来行きすぎてますよほんと。

えるびーさん 127091 + 0 = 127091pt WIN!!

CALP5Kさん 113367 + 0 = 113367pt

えるびーさん流石の強さ。というか、ピカグレが一番多いだけで超絶上手いです。

CALP5Kさん自選 : Luv to me(Japanese) (H)

 てっきりボーダーパーフェクトが出しやすい曲を選択すると思っていたので、とても意外な選曲でした!見守る側は祈るしかない状況。

 まずは24トリルからスタート。このトリルは一度ズレると一気に減点を食らうので気が抜けない。

 開幕トリル地帯を16個+GOOD1で通過。お上手。Aメロの繰り返し地帯でもリードを広げます。4-8-5連打地帯に向けて貯金を作ります。

例のアレ

来ました例のアレ。

ウマ!!!!

マジで上手かったです。執筆中に配信を見返しているのですが、運指が

LRRR-LRRRLRRR-LRRRL

でした!!!このやり方は知らなかった...。右手の筋力さえあればめちゃくちゃ安定するやり方だと思います。(ちなみに、自分でも試しましたが右手の3連打が全く間に合いませんでした。右手よわよわマン)

そのまま以降の連打もこなしこのままフィニッシュ。

CALP5Kさん 179871 + 0 = 179871pt WIN!!

えるびーさん 167371 + 0 = 167371pt

本当にえるびーさんに勝ってくれました。我々のチームの決勝進出が決定しました!

⭐︎大将戦 テーマTIGHT BEATNIKさんvs.HIBIさん

 みんな見たかった一戦がここで実現しました。すごい。(記念撮影した写真持ってるひと羨ましいなあ)

HIBIさん自選 : Acid Bomb(H)

 で、でたーーー伝家の宝刀Acid Bombです。この曲の判定構造は「ピカグレより早いと全部GOOD」になります。あと、バトルプレイによる処理落ちで判定位置が変わってしまうので「筐体の声を聞き、合わせに行く技術」が求められます。(文字にして改めて我々何してるんだろうと思っちゃった)

地帯毎に解説しましょう。

 まずは開幕。この段階では変な判定してません。そもそも「ピカグレより早いと全部GOOD」の曲はこの密度でも人間の限界少し超えるので難しい。

Acid Bomb (H) 開幕 出典:http://kani.no.coocan.jp/

 画面上に存在するノーツが増えすぎるため、筐体性能の限界を超えて処理落ちしはじめます。筐体が仕事追いついてないことを察して少し遅く押しましょう。

Acid Bomb (H) 中盤 出典:http://kani.no.coocan.jp/

 ここからもっと判定が遅くなります。例えるとしたら、判定ラインでポップくんが減速し始めたくらいで押す感じです。めっちゃ遅い。

Acid Bomb (H) 一番重いところ 出典:http://kani.no.coocan.jp/

 3番連続地帯で曲開始と同じくらいまで判定が戻ります。当然遅いGOODが出るのですが、「ピカグレより早いと全部GOOD」なので調整しすぎるとGOODが出ます。もうめちゃくちゃです。

Acid Bomb (H) 3番地帯 出典:http://kani.no.coocan.jp/

後半戦に入ります。

Acid Bomb (H) 魔の5番地帯 出典:http://kani.no.coocan.jp/

5番地帯です。複雑なリズムと連打が普通に難しいです。スキルの差がモロに出ます。

 1人プレイ、ノースピでのEXスコアとしては、600点超えが1人、550点超えが2人、500点超えが2人なのでそのくらいが相場。(すみません、A.N.C.B.氏のスコアが分からずこの中に入れてません) バトルプレイだと475点くらいから誰にも負けないようになると思います。

では試合の模様に行きましょう。

 序盤はHIBIさんリードとなりました。少しでもGOODを減らすように遅めを心がけていると予想します。

 判定変化に対応し、いい勝負で後半戦に突入しました。高いレベルで拮抗するAcid Bombはなかなか見れるものではないです。ピカグレを攻めたBEATNIKさんがリードします。

3番地帯終了時でまだBEATNIKさんがリード。これは決まったか…?

5番連打地帯、GREAT以上を死守したHIBIさんが再逆転しフィニッシュ!!アツい...。

HIBIさん 145149 + 0 = 145149pt WIN!!

BEATNIKさん 142933 + 0 = 142933pt

BEATNIKさん自選 : Manmachine plays jazz(H)

(((すみません、例の曲温存するようにお願いしたの僕です)))決勝のことを考えました...。

 Manmachineはピカグレフレーム早GREAT遅GREAT1フレームの通称辛判定曲となっております。この配置が有名な楽曲ですね。

Manmachineのアレ 出典:http://kani.no.coocan.jp/

ピカグレ1フレームでこれを叩き切るのは無理です。

それ以外もずっと難しいです。ズレてない箇所が存在しない。

 実際の試合はBEATNIKさんがGOODを9個に抑える素晴らしいプレイで勝利!五鍵ファン必見の好カードは引き分けで幕を閉じました。

終結果は6-2でりょう&.k3さん&CALP5Kさん&BEATNIKさんチームの勝利となりました!決勝進出です。

・道連れタイム

 勝利チームが敗北チームから1人を引き抜く恒例の道連れタイムですが、今回は「会場全体から」1人を引き抜くシステムとなります。もう一方の準決勝次第で引き抜けるメンバーが変動するので、そちらを待つ形となりました(殺人コアラさん&チャムチャムさん&FFFYさん&ANKAKEさんチーム vs. BBCさん&CHRIFTさん&るさん&ちゅーきんさんの試合)

方針は「るさんが敗退した際はるさん、決勝進出した際はTさん」と考え、結果的にTさんを迎え入れました!青森チーム再集合です。

 

次回は決勝戦について書きます。

【参加レポ③】beatmania 25周年記念大会「極上亡霊PARO LEAGUEだ!五鍵亡霊成仏絵巻」〜青森勢と2回戦〜

・2回戦開始時の大会状況

1回戦を踏まえトーナメントは以下のような状況に。次の対戦相手は青森から遠征のBEATNIKさん&Tさんペアに道連れで加わったのべさんを加えたチームです。

二回戦開始時のトーナメント表

2回戦は先鋒戦・中堅戦については指定のテーマから抽選された1曲での勝負。大将戦は指定のテーマからお互い自選曲を出し合っての2曲での勝負です。(曲一覧は

https://bm25th.com/music_list.htmlを参照)

選曲テーマ一覧(出典:bm25th.com)

・テーマ抽選結果

先鋒戦TIGHT(テーマから1曲抽選)

次鋒戦POWERFUL(テーマから1曲抽選)

大将戦TECHNICAL(お互い自選を選曲)

 予選の布石が効いてきます。僕は予選2曲目でCLOUDY MUSICに判定を破壊され、1回戦でもピピピピピピピー!!!!!(BAILA! BAILA!)でしっかりと判定掴めてません。対して.k3さんは十八番のWater flameと、精度勝負のQuick Masterをプレイしています。そこで繊細な感覚が要求される先鋒戦TIGHTは.k3さんにお願いすることにしました。大将戦TECHNICALはポイント比率が大きく自選方式であるためBEATNIKさん相手でも勝負になるという結論で僕に、残りの次鋒戦をCALP5Kさんに割り当てました。CALP5Kさんにお願いしたPOWERFULジャンルは難しい譜面が揃っていますが、先鋒で1ポイント取ってくれると信じていたので、pt取れなくてもOKで思い切ってプレイしてもらいたいと考えていました。

・試合の様子

☆先鋒戦 .k3さん vs. Tさん テーマTIGHT

テーマTIGHT(出典:bm25th.com)

上記楽曲から抽選で選ばれたのはDeep Clear Eyes(H)。お互い譜面は熟知済み。勝敗を分けたのは筐体との波長合い具合だったと思います。

.k3さんの仕上がりが凄まじい

.k3さん 144057 + 0 = 144057pt WIN!!

Tさん 128767 + 0 = 128767pt

勝ちました!!!Tさんは前日練習の段階から判定合わない...と仰られており、相性差がスコアに出たと思ってます。ここで、僕が大将戦にて自選をキープすれば団体greed eaterに持ち込めることが確定しました。あわよくば次鋒戦でいい曲引いて引き分け以上確定してほしいなぁ…

☆次鋒戦 CALP5Kさん vs. のべさん テーマPOWERFUL

テーマPOWERFUL(出典:bm25th.com)

のべさんはノースピ五鍵が初めてにも関わらず予選ではCHAINで17万5千点を残しております。(どうして??)あと、次鋒戦にのべさんが出場されたので、大将戦でBEATNIKさんと対戦することが確定しました。覚悟はできてた。

抽選結果:BAILA! BAILA!(H) CALP5Kさんは家庭用中心のプレイヤーですので、FINAL楽曲ではアドバンテージを出しにくいです。あとはCALP5Kさんの五鍵勘を信じるのみ...。

1回目の縦連打を抜けたところ

前回の記事で解説した縦連打でCALP5KさんがGOOD少なく切り抜けます。これはワンチャン...?

えっ どっちが勝った?

のべさん 161485 + 0 = 161485pt WIN!!

CALP5Kさん 161445 + 0 = 161445pt

 リザルトの見た目的には勝ったと思いました。まさかの100点以下の差で決着…。ベストを尽くしてくれたと思います。大将戦における戦況は「2タテで勝利」「1勝なら団体greed eater」「2連敗すると敗退」となりました。ちなみに対戦後CALP5KさんからBAILA! BAILA!は初プレイだったと聞きました。るさん・・・

☆大将戦 BEATNIKさん vs. R.K. テーマTECHNICAL

BEATNIKさん自選曲 : mnemoniq(H)

 大会前の練習配信で大コケスコアを出していたので、この選曲は正直嫌でした。

大会1週間前配信での大コケ

スコア高いように見えますが、1Pプレイでは20万点スコアでの19万は欲しいところ。この仕上がり具合だとバトルプレイでは16万くらいになると思います。バトルプレイとしてはノーツ数が多く、中盤でガッツリ処理落ちするので、キービーム・判定文字・爆発に惑わされることなく判定ラインとオブジェクトだけを見る力が求められます。この曲は詳しく解説しますね。

開幕やはり判定合ってませんでした。めちゃくちゃ焦りました。

8分地帯、ここは3番と5番だけ右手で取るとリズムが心地良くてよくやってます。

バスドラが入ります。左手はリズムキープ意識で意識の外に外し、判定ラインとの目押しは右手で行います。

ここが1つ目の山場。譜面が混み合うのと16分に見えるところ全部リズムが跳ねてます。無難に通過。あと、この前の休憩でスコアを見るの我慢しました!(えらい)

最難所に入ります。

処理落ちで適切な画面処理が行われていない中、跳ねている1番を光らせる必要があります。判定見失いました。(黄色がいきなり増えたのはそのせい。全部SLOWで出てます)が、ギリ耐えました。見失ったままだったら70個は出てたかな。

 

後はラストやるだけや…ん???

見ちゃったー!!!!!!!!

Perfectだと勝てることをここで認識して心臓無くなりました。ですがこの後山場はありません。運指が決まっている3番5番右手地帯がマジで癒し。

ついに

R.K. 184042+3110(Perfect Bonus) = 187152pt WIN!!

BEATNIKさん 182499+0 = 182499pt

勝ちました。あんま覚えてないですけどチームの皆さんとグータッチしたのは覚えてます。

R.K.自選曲 : taulanaewn(N)

まずは自選した理由を…

選曲理由①やり込み度に違いがあると確信できる

TWO DECADES OF 5KEYS 予選Aブロック

beatmania誕生20周年大会「TWO DECADES OF 5KEYS」予選Aブロック初戦の課題曲としてtaulanaewn(N)を死ぬほど練習していました。

選曲理由②Perfect Bonusを出しにくい

ワッワァアァアアア ワッワワワ ワワワワァ(出典:http://kani.no.coocan.jp/

10小節目から声ネタがキー音にアサインされているため16分からズレた場所にノーツが配置されており、目押しするかリズムを体で覚えてしまうしかありません。その後のスクラッチも鬼門。

①②からBEATNIKさんと違いを出せると考えていました。

実際の試合を見てみましょう。

ワッワァアァアアア ワッワワワ ワワワワァ終了後の状況

生放送でのネーム変更が間に合っておらず逆になっていますが、実際は1Pりょう 2P BEATNIKさんです。前半の戦略としてはまずまず。

!!!

R.K. 185309 + 0 = 185309pt WIN!!

BEATNIKさん 182772+0 = 182772pt

後半、押したら光る謎のゾーン状態に突入。マジで?W杯スペイン戦で勝ち越しゴール決めたとき並みにみんなで抱き合いました。

「りょう&,k3さん&CALP5Kさん 3p」:「BEATNIKさん&Tさん&のべさん 1p」で勝利しました!

↓実際の2回戦の模様はこちらから!!

youtu.be

・道連れタイム

毎度おなじみ、勝者が敗者から1人を引き抜けるシステムです。ここはBEATNIKさんを選択。

 

次回は準決勝について書きます。

【参加レポ②】beatmania 25周年記念大会「極上亡霊PARO LEAGUEだ!五鍵亡霊成仏絵巻」〜Mr.データとの1回戦〜

1回戦

 下記のリストからテーマ&課題曲を抽選で決定するシステムで行われました。(テーマが先に抽選され、出場選手を決めた後に課題曲の抽選が行われます)

1回戦課題曲リスト 出典:bm25th.com

 NORMAL譜面全曲から選曲される予選、膨大な曲数が存在する2回戦以降と異なり、しっかり対策ができるのが1回戦でした。

1回戦対策(当日まで)

①リスト全曲のプレイ

これはマストでした。判定全部違うのでプレイしてメモを取る作業から始めました。

判定のメモ(書き殴り)

②注意するべき曲に対してはやり込み

 BAILA! BAILA!(曲がうろ覚え), 12.4(配置の再確認が必要), HIT'N SLAP(どうしようもない), 赤カーテン(BPMが早すぎるため判定の再確認), HYSTERIA2001(ズレハネ方を覚えていない), Tightテーマ曲。

③判定が狭い曲に対しての判定構造確認

Tightテーマの判定

個人的に、「前黄グレ」「後黄グレ」という言い方よりも「遅いと全部GOOD」「早いと全部GOOD」というほうがイメージしやすいのでそう呼んでます。

 テーマ毎に1人ずつの出場となるので、総じてチームとしての総合力を上げるようなやり込み方を意識しました。(特に交互連打&縦連打のPOWERFUL)

・トーナメント表抽選結果

 予選勝ち上がり時にくじを引いており、1回戦開始前にトーナメント表が確定していました。内容は以下の通り。

トーナメント表

隣の島に青森からの刺客BEATNIK&Tペアが…、、見なかったことにしました。あと、一番右の島の状況も見なかったことにしました。

・1回戦対戦相手

 1回戦の対戦相手は米国から遠征のCALP5Kさん、ミカドで行われた大会で優勝するなど実力を現在進行形で伸ばし続けているLayさんのペア。このお二人、現代五鍵の構築に不可欠なデータ班として界隈では有名人です。五鍵のフレームレート特定・Comp1の全曲判定リストなどの功績に我々支えられております...。理論に裏付けされた豊富なボーダーパターンをお持ちであり、当たりたくない相手でした。。

・テーマ抽選

先鋒SCRATCH&大将POWERFUL

 先述の通りPOWERFULが来た時の対策はバッチリです。先鋒.k3さん大将R.K.で、対する相手チームは先鋒CALP5Kさん大将Layさんで決定。

先鋒戦SCRATCH

 〜抽選結果〜 Quick Master reform version

 前日ザでの練習の仕上がり方からするとCALP5Kさんがボーダーパーフェクト出す可能性が大きかったため、正直これはやられたと思いました。

BAD

仮にボーダーパーフェクト出されていたら負けていた点差

.k3さん 186516+3113(Perfect bonus) = 189629pt WIN!!

CALP5Kさん 179437+0 = 0pt(FAILED)

 勝ちました!!途中まではほぼ互角、CALP5Kさんは巻き込みBADに泣いた形となりました。ちなみに、ボーダーパターンが始まったのはラストノーツから8ノーツ前で、このパターンはPOOR12個必要GOOD1個まで許容されるものになります。この勝利によって、大将戦に勝てば2回戦進出が決まることとなりました。

 

大将戦POWERFUL

〜抽選結果〜 BAILA! BAILA!

 バトルで行うには処理が重くてとても難しい楽曲ですが、終盤にかけての密度が高すぎて即興でボーダーパターンを組めるような曲ではないこと、仮にボーダー出されたとしても地力の差で素点勝ちできるという2点においてラッキーな引きでした。(予習もしっかりしていたので)

ラスト12小節 出典:http://kani.no.coocan.jp/

 勝負の分かれ目となるのは楽曲中2回登場する7連打です。よく見ると等間隔でなく、見たままを押すことでGOODになることは劇的に減ります。

13小節目 出典:http://kani.no.coocan.jp/

ミス自分のほうが多いですね

R.K. 174578+0 = 174578pt WIN!!

Lay31415さん 155501+0 = 155501pt

 勝ちました!!結果としてみるとGOOD差が勝負を分けた格好になりました。対策しておいてよかった。ただ、難しすぎる課題曲だったため自分の調子を取り戻すには至らず…。(大会開始から4時間半以上経っていますが、西新宿清掃曲・CLOUDY MUSIC・BAILA! BAILA!の3曲しかプレイしていません)早く調子を取り戻したいなぁ…と考えていました。

・道連れタイム

前回の記事で言及した勝者が敗者から1人を引き抜けるシステムです。CALP5Kさんを選択させていただきました。理由としては前日練習が仕上がりすぎていたことです。バトルのOVERDOSER (romo mix)でシンプルに負けたり…マジでヤバすぎる。

前日練習の図。1P側がCALP5Kさん

次回は2回戦について書きます。



 

【参加レポ①】beatmania 25周年記念大会「極上亡霊PARO LEAGUEだ!五鍵亡霊成仏絵巻」〜緊迫の予選〜

皆様ご無沙汰しております。R.K.(りょう)です。

2022/12/10(土)にbeatmania誕生25周年を記念した「極上亡霊PARO LEAGUEだ!五鍵亡霊成仏絵巻」が開催されました。

 

トーナメントを制すると無事「「成仏」」できるというインパクト大のコンセプトとなっております。

トーナメント表(引用:bm25th.com)

今回私ども(最終的なチームは.k3さん、CALP5Kさん、BEATNIKさん、Tさん)

無事成仏いたしました。(わーい)

 BEMANI PRO LEAGUEを彷彿とさせる熱いチーム戦となっておりまして、準備期間に考えたことや当日の戦略について記録に残します。

 

【予選】

 チーム2人が先方大将に分かれ NORMAL譜面全曲 から自薦を1曲ずつ出し合い勝ち点で争う形式にて行われました。

 この予選、非常に重要な意味合いを持ちます。1回戦以降 勝者が敗者から1人をピックアップして仲間に加える「道連れ」システムがあるのですが、予選敗退するとそのチャンスが少なくなります。(別途存在する「蜘蛛の糸」システムによって救済される可能性あり)

 組み合わせは以下の通り。我々はtachininさん&KMTM2130さんチームと予選を戦うことになりました。

予選組み合わせ(引用:bm25th.com)

 tachininさん&KMTM2130さんチーム(通称「少年チーム」)は今回の会場ザ・インドアゲームの常連であるため練習環境が整っていることから、ボーダーパーフェクトを決められる可能性を想定していました。

 それに対し我々チームとしては「少なくとも自薦は通し、引き分けになっても仕方ない」と考えておりました。(団体 greed eaterまで持ち込めば、何とかなるだろうと…。辛判定曲は経験がものを言うので)ということで、.k3さんは十八番であるWater frame(N)で決定しました。縛りなく自薦曲がプレイできるのは予選だけ、ここで変に温存するのも…という考えもありました。1発勝負なので。)

 私は脳筋なので、ボーダーパーフェクト決められても素点で勝てる曲として西新宿清掃曲(N)を選択しました。beatmaniaの仕様として、ソフランしたときは判定位置が変わります。具体的には中盤での超加速終了時から判定がそれまでより下に沈みます。この判定変動はその譜面をやりこまないと染みつかないもので、自信がありました。

西新宿清掃曲(N)事前練習

youtu.be

↑事前練習の模様

ちなみに、少年チームの自選曲としては以下を想定していました。

↓ボーダーパーフェクト想定

20,November(hard mix), u gotta groove, Tokai, Rugged Ash, Resolve, Quick Master, LOGICAL DASH, life goes on, FIRE DUB, 2.14.13

↓tachininさん想定

qingdaoはじめbeatmania III楽曲, REFERENCE, WATERING

 

~当日~

まずはぜひアーカイブで試合をご覧になってください!!

youtu.be

.k3さん自薦 Water flame(N)

.k3さん流石のPerfect

.k3さん 190041+3110(Perfect bonus)=193151pt WIN!!

KMTM2130さん 148457+0=148457pt

目論見通り、やり込み力で本番プレッシャーを跳ね除けPerfect勝利!ノースピ五鍵で19万点は本当にお上手。

 

KMTM2130さん自選 Water flame(N)

まさかの被り

???

1回目よりお互い高スコア

.k3さん 190871+3110(Perfect bonus)=193981pt WIN!!

KMTM2130さん 168049+0=168049pt

まさかの曲被りは我々にとってはラッキーな展開でした。KMTM2130さんも後半ボーダーを試みるなど、やはり一筋縄ではいかない少年チーム...

 

R.K.自選 西新宿清掃曲(N)

前半終了時この時点で5個はまずまずのスコア。

前半抜けのスコア差を見て落ち着くことができました。

結果は10個。本番としては上出来。

R.K. 194505+3110(Perfect bonus)=197610pt WIN!!

tachininさん 176812+0=176812pt

勝利!この時点でチームの勝利が確定しました。本番のパフォーマンスとしては良好なコンディションの7〜8割ほど。僕はピカグレ時にノーツの判定ラインからの沈み具合を目視・記憶しておいて打鍵にフィードバックをかけるプレイスタイルなのですが、まだ「見えていない」感覚は残ったままでした。  

この埋まり具合を見て押す感覚

とはいえ、ある程度は自分の実力が出せることもわかり、安心できた部分がありました。

tachininさん自選 CLOUDY MUSIC(N)

なんとか勝利…スクロール早いよ

R.K. 174454+0=197610pt WIN!!

tachininさん 158340+0=158340pt

 結果としてはGOODの差が得点に現れた形で勝利。SLAKE曲までは予想していたのに、CLOUDY MUSICは抜けてました。。曲終わりスカスカなので、ボーダーも考えられ、もし勝負が決まる場面だったら緊張して敗北もあり得たと思います。

 対戦結果と別の視点で言うと、BPM190の CLOUDY MUSICをプレイしたこと自体、大会全体を通していうと「厄介」な出来事でした(少年ごめんね、曲は好きだし対戦して楽しかったんだけどw) ご存じの通り、beatmaniaBPM依存でスクロールスピードが変動するゲームです。BPMが違いすぎる曲を連続してプレイすると、目線位置が変化させる都合上 判定を掴むまでに時間がかかります。(1ノーツ目GOODとか…)

いつもは緑 BPM190だと赤付近を見ないと追いつかない

予選にて仕上げた曲を2回連続して行った.k3さんとCLOUDY MUSICに判定破壊された僕。2回戦の.k3さんとの役割分担はそのことも頭に入れていました。

 

次回の更新は1回戦について書きます。

 

 

KOUYOUはソフランしていた

こんにちは。りょう/R.K.です。

KOUYOUソフラン疑惑 - 5鍵の記録

この記事のリベンジです。

簡単に前回の記事のおさらいをしますと、

【手法】

YouTube上のKOUYOUの動画を用い、小節毎のフレーム数の違いを調査した。

【結果】

ソフラン疑惑がある箇所も他の箇所と同じフレーム数だった

ということでした。

 

今回はその続編です。

前回は調査にYouTube上の動画(30fps)を用いましたが、今回は

iPhoneで撮影した240fpsの動画で同様の調査を行いました(執念)

fpsが8倍違うわけですから、8倍の分解能で調査できるはずです。(ゲーム自体のfpsが低いので不必要なスペックだとは思いますが…。)

と、いうわけで今回は

【手法】

自前iPhoneのスローモーション撮影で用意したKOUYOU動画(240fps)を用い、小節毎のフレーム数の違いを調査した。

ということになります。

【実験】

beatmania the FINALが設置されているAmuse Space MiRで撮影を行いました。フチくんに撮影協力してもらいました。ありがとう!(ノースピ)

また、10月末までCORE REMIXが稼働中のザ・インドアゲームでも撮影を行いました。(HS3)

が、ここで問題発生

動画編集ソフト(aviutl)が60fps以上の素材に対応していない…

f:id:BM_RK:20181007222532p:plain

aviutlの拡張編集に素材を取り込む際、60fps以上の数値も入力できるのですが、内部では60fps以上をMAXとしてフレームが適当に間引かれている状態になるんですね…。

60fpsでも前回からは2倍ですから。。とりあえずやってみます。(まぁ、ゲーム自体のfpsよりは十分早いので!!)

60fpsでYouTubeにアップロードできたようなので、ヌルヌルなKOUYOUをご覧ください。

 

【結果】

f:id:BM_RK:20181008010403p:plain
f:id:BM_RK:20181008010405p:plain

・・・衝撃の結果です。

この結果をそのまま解釈すると

もちろん、ソフランが目に見える形で出てきたのも発見ですが

バージョンによってソフラン箇所が異なる

という事になります。

えぇ…。

 

【今後】

FINALの動画をHS3で撮影し、より正確な測定を実施する。

 

すごく面白い展開になってきました。

続報をお待ちください。